最初に「伝統○○」と聞くと、「時代に合うかな」とか「高いのでは」と思いませんでしたでしょうか?
なんの知識もなく伝統○○と聞くと敷居が高いイメージがあります。
でもきっと、今回読み終わった後には「欲しいっ」という気持ちでいっぱいになるはずです!
欲しくなる韓国伝統雑貨・伝統工芸品をお財布に優しいコスパの良いものから、さすがと言いたくなる高級ハイスペなものまでピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね♪
韓国伝統雑貨・工芸品の特徴
■品があり、持っているだけで大人な女性に見える
■丈夫で長持ち
■華やかでカラフルなものが多いのでオシャレ
■高級感がある
■お守り的なものは持っているだけで嬉しい
■現代の普段遣いにもマッチしている
■現代のインテリアにマッチする
■教養のある女性の一家に一つは欲しい
知っておきたい♪韓国の象徴と吉兆柄の意味
華やかで縁起の良い吉兆柄または吉祥文様は、韓国で装飾によく使用されます。
日本でもお守りや祭事などでよく見かけることがあると思います。
韓国ではそういった柄や、文字を図案化したものなど、日常生活から吉日の儀式のような特別な場面までよく見かけます。
福を招いたり長寿として知られていたりする象徴となる縁起物、祝い柄を知っていれば、持っているだけで嬉しいですよね♪
女性の幸せを願う蝶(ナビ 나비)
韓国の伝統品にはよく蝶の柄がついているものが多いと思いませんか?
女性の衣装、家具、身の回りの物などあらゆるものによく使われる柄です。
韓国ではこの蝶の柄は演技の良いものとして、女性の幸せを願う柄なのです。
蝶の柄はとてもかわいらしく、日本では有名デザイナーさんがハンカチに必ず刺繍していたり、優雅な調度品にも描かれたりしています。
価格:3,300円 |
夫婦円満の鴛鴦(おしどり)・韓国伝統工芸品 雁(キロギ 기러기)
婚礼の縁起物によく親しまれているのが木彫りの鴛鴦(おしどり)の置物です。
鴛鴦は一度、番(つがい)になると一生ずっと添い遂げるということから、夫婦円満の象徴とされて、木彫りの置物が婚礼の贈り物として用意されました。
価格:3,300円 |
長寿を象徴する【十長生(シプチャンセン)】
日本でも「鶴は千年亀は万年」という言葉があるように、鶴や亀は長寿を願う縁起物としてたいへん親しまれています。
十長生とは韓国で道教の影響を受けた人々が不老長寿をもたしてくれると信じていた、10の自然の物象のことです。
十長生・・・亀・鶴・山・太陽・石・水・松・鹿・不老草
韓国では年長者への贈り物としても人気があります。
価格:550円 |
天まで昇りつめる凧(ヨン 연)
凧は天まで昇りつめるという意味から運気上昇や仕事やお店の繁盛を象徴しています。
日本でもお正月に「凧、凧、あがれ♪」と唄いながらあげますよね。
健康や長寿を象徴する菊(ククァ 국화)
菊は花びらが放射線状に整っていることから、太陽になぞられ、邪気を払う長命の象徴とされてきました。
健康や長寿を願う象徴として代表的な植物で「不老不死」「延命長寿」「無病息災」など健康面の願いが込められています。
縁起の良い文字
五福「福・禄・寿・喜・財」…こちらの5つは縁起の良いおめでたい文字として装飾の刺繍や窓格子や石壁など様々な場面で見かけることがあります。
日本でも食べ物屋さんの看板や食器などにも描かれていますよね。
韓国伝統のカラー・五方色(オバンセッ 오방색)
韓国で昔から多く使われている五つの色を「五方色」と呼び、黄、青、白、赤、黒のことを指します。
韓国代表のユニフォームは、サッカーが赤、野球は青を基調としたチームカラーが有名ですね。
色選びに迷ったときに次のことをぜひ参考にしてみてください。
青:東・木 赤:南・火 黄:中央・土 白:西・金 黒:北・水
黄色は宇宙の中心で、最も高貴な色として王の服に使われました。
青色は、万物が生成される春の色、魔除けと福を祈る色として使われました。
白色は、潔白と真実、命、純潔などを意味するとして昔から白い服を好んで着ました。
赤色は、生成と創造、情熱と愛情、積極性を意味し、最も強い魔除け色として使われました。
黒色は人間の知恵を司ると考えました。
刺繍 (チャス 자수 )
韓国では刺繍は衣装などあらゆるものに施されてきました。
時に社会的地位や身分を表すものともされていて、伝統的な模様が入った刺繍小物は人気です。
韓国の伝統刺繍は、糸をよせて質感を生かします。
模様の面の周りに面と同じような色糸、もしくは金糸や銀糸などで華やかさを演出します。
韓国伝統巾着・五福チュモニ
価格:2,750円 |
可愛らしい伝統的な巾着(チュモニ)には本来の五方色の白や黒ではなく、桃色や緑色などの華やかな色が含まれています。
桃色–子孫繁栄と一門の栄光
赤色-厄払い
黄色-花嫁の優しさを祈願
青色-夫婦円満
緑色-夫婦の幸せ
組み紐 (メドゥプ 매듭)
韓国の最も有名な伝統工芸品の一つに、ヒモを組んで作り上げる組み紐(メドゥプ)というアクセサリーがあります。
韓国のメドゥプには他の国にはない色彩の鮮やかさと独特な美しさがあり、蝶、菊、トンボなど様々な模様を表現して長寿や健康や幸福、子宝、魔除けなど深い意味が込められていてます。
1本の紐からできる結び方は多様で、染色した紐を組み合わせて作る飾り結びでチマチョゴリの帯どめであるノリゲなどの装飾品に用いられてきました。
朝鮮時代では、メドゥプは材料が絹なので一般市民は手の届かない高級品でしたので、メドゥプを身につけること自体が富貴を示し、身分を表すものにもなっていました。
しだいに一般人も普及し、その後メドゥプの文化が根付いて様々なところを装飾したり、小物や衣服にアクセントとして使われたりしています。
美感の高い韓国でメドゥプは生活に華と富貴を与える存在なのです。
ノリゲ 노리개
ノリゲはメドゥプで作るものの中でも代表的な装飾品です。
ノリゲはティドン(留め金)、宝石などの飾り、メドゥプ(飾り結び)といったもので組み合わせて作ります。
その美しさと汎用性の良さから、現代ではノリゲのようにメドゥプの結び方を取り入れたストラップ、キーホルダーなどにも取り入れられていて、とても人気です。
韓国伝統風呂敷 (ポジャギ 보자기 褓子器)
韓国伝統の風呂敷であるポジャギは、物を包んだり被せて覆ったりすることで福を包み込んで福を呼ぶということから日常の生活から婚礼などの儀式にいたるまで使われてきました。
また女性たちの手でひと針ずつ端布を一枚一枚繋いで丹精込めて作られたポジャギで物を包むのは、福を包み込む縁起のある行為とされています。
ポジャギの中でも韓国のパッチワークであるものにチョガッポがあります。
「チョガッポ 조각보」=「小さな端切れをつなぎ合わせた布」
「チョガッ 조각」=「ピース、一切」
「ポ 보」=「褓」 ポジャギのポです。
「ポジャギ」という風呂敷としての用途ではなく、趣味としてのパッチワークですね。
麻や絹布を使った、一重仕立ての単褓(ホッポ)はインテリアとしても人気です。
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まとめ
はじめに描いていた伝統工芸品や伝統雑貨のイメージと比べて、いかがでしたか?
韓国伝統品は美しい装飾品として、機能的な実用品として、魅力的なものがたくさんあります。
そして韓国伝統品には持ち主や、周りの人々の幸運を願う気持ちが込められているのも素敵ですよね。
ここで紹介しました韓国伝統品はそのほんの一部ですので、ぜひ気になるものから気に入れてみましょう♪
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