台湾に来たら一度は絶対に行きたい2大人気観光スポットの九份と十份を紹介します。
九份は、台湾に興味がある方にはお馴染みの街で、古き良きノスタルジックな雰囲気を楽しめます。
十份は台湾の伝統文化天燈天燈（ランタン）飛ばしと台湾のナイアガラと呼ばれる十份瀑布で有名です。
台湾の観光スポットとして世界から観光客が訪れますので、台湾旅行では絶対に外せない場所ですよ。
九份（ジョウフン）
台湾北部の港町基隆市の近郊、新北市瑞芳区に九份があります。
昔は金の採掘が栄える街でしたが、今はお土産屋や、茶芸館が並ぶ有名なグルメスポットに変わりました。
MRTで忠孝復興駅まで行き、そこから金瓜石行きのバスに乗り換えると九份までは1時間半～2時間で到着します。
レトロな雰囲気が漂う九份でノスタルジックな雰囲気に浸ってみましょう。
ライトアップは21時頃まで見られますので、昼と違う赤提灯に灯りがともる幻想的な景色を味わうのもおすすめです。
1989年の大ヒット台湾映画「悲情城市」の舞台になった小上海茶飯館や「千と千尋の神隠し」で登場する湯屋のモデルになったとされる阿妹茶酒館などが観光客に人気です。
阿妹茶樓（阿妹茶酒館）
「あめおちゃ」とばっちりふりがなが書かれている阿妹茶樓（アーメイチャーロウ）は九份で最も有名なスポットです。
ジブリの千と千尋の神隠しで登場する湯屋のモデルになったと言われる茶楼です。
台湾各地のお茶やお茶菓子、それに手作りの点心などがテラスでゆっくりいただけます。
お茶受けとお茶 300元 2人前
小上海茶飯館
右手前のお店が小上海茶飯館です。
台湾料理、飲茶・点心など伝統的な家庭料理を提供している、レストランでで、阿妹茶樓のすぐ傍にあります。
1989年ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞、1989年金馬奨・最優秀監督賞、主演男優賞、1990年インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞受賞
台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市』（侯孝賢監督）のロケ地となったことにより、脚光を浴びました。
日本でも有名なトニー・レオンが若いですね。
 | 1000ピース ジグソーパズル 九份の夜景—台湾(50x75cm) 価格:3,203円 |
十份（シーフェン）
九份からほど近い「十份」は台北から簡単に行くことができ、車で約40分でいけちゃう距離です。
台北から台湾鉄道で瑞芳まで移動して平渓線に乗り換えて十份駅に向かって簡単に移動する事もできます。
十份老街
十份老街（シーフェンラオジェ）は十份の商店街で飲食店、工芸品店などが並んでいます。
台湾のローカル線・平渓線（ピンシーシエン）の線路を挟むように十份老街の店は連なっていて、線路と店の隙間はほんの僅かしかないスリリングな距離です。
列車が通過する時にはレトロな電車を間近で撮影しましょう。
天燈（ランタン）屋が最も多く、自分が天燈をあげたい場所付近のお店を選ぶといいですね。
天燈（ランタン）飛ばし
筆で願い事を天燈（ランタン）に願い事を書きます
ランタンの色によって叶う願いが変わりますので、自分に合ったランタンを購入してください。
ランタンは4面あるため、以下の中から1色、もしくは4色選びますが、お店によっては8色というところもあります。
赤色-健康運 黄色-金運 藍色-事業運 紫色-学業運 白色ー明光運 橙色-愛情運 緑色-順調運 さくら色-幸福運 桃色-人気運
価格 1色150元（約600円） 4色200元（約800円） 8色350元（約1400円）
旧正月（天宵節）に行われる平渓天燈祭
各国から何十万人もの観光客が集まる平渓天燈祭は、毎年元宵節の日に開催されています。
※平渓天燈節は同シーズンに開催される台湾ランタンフェスティバルとは異なります。
1,000個以上のランタンが空に飛び、その様子は大変幻想的です。
十份大瀑布
十份駅から約２キロにある十份大瀑布は台湾のナイアガラと呼ばれる滝です。
落差20ｍ、幅40ｍの半円形に広がるダイナミックな瀑布の景観が観光客にとても人気です。
公園の中にあり、滝の手前はのどかな公園になっていますし展望台やカフェなどもありますので、散策するのもいいですよ。
静安吊橋
十份駅のすぐそばに全長128ｍの連絡橋である静安吊橋があります。
近くには鉱山があり、1947年この橋は炭鉱の輸送に建設されましたが、炭鉱の採掘が終わると歩行者が通行できる吊り橋へと整備されました。
下には基隆河が流れていて、橋からの長めは景色が綺麗ですのでぜひ渡ってみて下さい。
場所：新北市平溪區十分里十分街
まとめ
幻想的なレトロタウン九份でおいしいグルメ、十份では願いを込めて天燈を飛ばしてみましょう。
両方とも1日で合わせて行くことができますので、旅の計画にぜひ入れてくださいね。
